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2025年7月7日月曜日

東京・東銀座:弥生 第一章

この「弥生 第一章」は、日本ではなく、最近イマーシブコンテンツが激アツ!と言われている中国からやってきた、おばけやしき。

ちなみに、ジャンルとしては、「劇場型マトリックスゲーム」ですが、おばけやしきカウントしても問題ないとのことで、このブログでもご紹介です!

でも、おばけやしきとしての評価もおもしろくて、おばけやしき要素も多分にあるけれど、普段おばけやしき苦手な人が意外と平気だったり、おばけやしきが大丈夫な人がビビり散らかしたりするらしく、その雰囲気にどう飲まれるのか、によって感じ方が変わってくるそうで。その多面的多角的な評価が出る感じも日本っぽくなく、かなり興味深いです。

そんな「弥生 第一章」のストーリーは以下の通り。

この世界のどこかに『弥生薬局』という不可思議な場所がある。
それはとある旅館の中に隠されているが、簡単にたどり着けない場所にあると言われている。
伝説によれば、その中にはどんな願いでも叶えることができる不思議な物があるとのこと。
だが最後に待ち受ける運命に、あなたは立ち向かえるか。

という全体のストーリーとともに、第一章のストーリーも。

捜査員の皆さん、こんにちは。私は刑事部捜査一課の鈴木と申します。
皆さんに折り入ってお願いしたいことがあります。
とある旅館『蜃』で男性の変死体が発見される事件があったのですが、
その人はまるでミイラのように渇き切った奇妙な姿で亡くなっていたのです。
当署の捜査ではこの謎めいた事件の真相究明に行き詰まってしまい
そこで捜査員の皆さんに捜査協力をお願いしたい。
事件現場はすでに封鎖しているのですが、皆さんは捜査員として現場に入れるようにしておきます。場所は旅館『蜃』の6階にある部屋です。
幸運を祈っています!

部屋の作り込み、ギミックがとってもおもしろく、リアル脱出ゲームやイマーシブシアターが好きな人はきっと刺さるはず!ちなみに日本のものよりもよりシステマティックで、ダイナミックな演出が多い印象でした。あれほどのセットがビルのなかにあるの、脳がバグる……!

アクション要素もあるし、味覚以外の五感はしっかり刺激されるし、日本の体験型イベントをひと通り楽しんだ人にはかなりおすすめ。

また、いわゆるイマーシブ要素に重きをおいていて、謎解きもあるものの基本は謎が解けないからゲームオーバーや脱出失敗になるのではなく、必ずクリアできるかたちになっていて謎解きに自信がない人や苦手な人も満足度高く楽しめるので、そういう意味でもいろんな人に体験してもらいたいな!と思います。ただ、ストーリーは結構難しめで、若干理解できていないところもあって(自分の脳みそが)残念……。リピーターが楽しめるコンテンツもあるそうなので、ぜひまた行ってみたいと思います。

ちなみに、中国で生まれたから独自進化しているところと、中国で生まれたのに日本のおばけやしきと類似しているところがあるのも不思議だなあ、と。系譜が違っても、あるポイントにおいては行き着く先は似てくるのでしょうか。そういうところも含めて大変興味深いおばけやしきでした!


お化け屋敷レーダーチャート

ストーリー:★★★☆☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★★★★★

お化け屋敷プロフィール

名前:弥生 第一章
住所:東京都中央区築地1-7-10 ABL築地ビル4階
営業時間:平日:13:00-20:00、土日祝・ハイシーズン:10:00-20:00
最寄り駅:東銀座
入場料:2人の場合は6,500円/1人、3〜4人の場合は6,000円/1人、5〜6名の場合は5,500円/1人
公式HP:https://mrxjapan.com/

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