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2017年9月3日日曜日

大阪・ひらかたパーク:呪い着ぐるみギギ(昼)


滑り込みひらパーしてきました!

昼公演と夜公演、どちらも行ってきたので、それぞれ分けてご紹介します。まずは、昼公演の「呪い着ぐるみギギ」から。

夜は、真っ暗な園内を巡る特別公演なのですが、昼は、いわゆる普通のお化け屋敷。といっても、取り壊しになった「ファンタジーキャッスル」で使われていた人形をフルに使われていて、もうこれが感動レベルの素晴らしさ。レトロな人形たちはそれだけで怖いし、絶対に美術じゃ作れないし。あれは、ひらパーにしか出来ないお化け屋敷でしたね。

ストーリーは、こちら。

病弱な喜一の唯一の友だちは、心の中に住んでいる“ギギ”というウサギでした。二人は、窓の外の観覧車を見ながら、一緒に遊園地に行く約束をしました。
しかし喜一は、念願の遊園地で出会った教師の意地悪なひと言に傷つき、やがて亡くなってしまいます。
しばらくして、喜一が残した絵から着ぐるみのギギが作られました。けれど、その着ぐるみは、喜一を捜して勝手に動き、人々を襲い始めました。
ギギが喜一以外に抱く感情は、「怨み」だけだったのです……

少し前までは、子どもたちを楽しませていたであろう「ファンタジーキャッスル」の人形たちが、殺された人間の首で遊んでいたり、いきなり現れたタキシード姿の男が「Its a show time」と声かけをすると、自分の首がパカーン!となったり。初期のディズニーアニメのような、ちょっとサイコパスな雰囲気あふれる世界観は、イカれていて、めちゃくちゃ最高だったなー!

五味さんのお化け屋敷って、いつも現実味のある世界観なのですが、今回のひらパーは、良い意味で非現実な、アニメのような世界観で、それがすごく良かったです。五味さんのまた新たな一面を見れた感じがある。あと、正統なハッピーエンドだったんだよね。そこも五味さんにしては、めずらしかったかも。

ちなみに、五味さんのお化け屋敷には必ずあるミッションですが、今回は、風船を持って歩くというもので、これも遊園地ならではで、良かったなあ。


今年もお化け屋敷シーズンが、残念ながら徐々に終了して行く時期ですが、昼公演も夜公演も含めて、ひらパーが一番だったので、本当に行けて良かったです!

お化け屋敷レーダーチャートも、おそらく今夏最高。もう終わっちゃうから、再訪は叶わないものの、出来ればまた行きたかったくらい最高の出来でした。



お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★★★☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★★
再訪可能性:★★★★★

お化け屋敷プロフィール
名前:呪い着ぐるみギギ
住所:大阪府枚方市枚方公園町1-1 ひらかたパーク イベントホールI
開催期間:2017年7月14日〜9月3日
営業時間:ひらかたパークに準ずる
定休日:ひらかたパークに準ずる
最寄り駅:枚方公園駅
入場料:800円
公式HP:http://www.mbs.jp/obake/day/

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