資生堂ギャラリーにて開催していた「くりかえしみるゆめ」。お化け屋敷、とカウントしていいかどうかは分からないけれど、お化け屋敷のようなインスタレーションとしてSNSで話題となり、「お化け屋敷」としてはありえないほど連日列をなしていた。
わたしが行ったときも40分待ちくらいで、見せ方や伝え方がちがうだけでこうも人が集まるのかと驚いた。
ストーリーは、多分無かった(と思う)ので、今回は省略。
中は、たくさんの部屋に、不穏な空気の漂うインテリア。そして、たまに起こるポルターガイスト的な怪奇現象。
似たような部屋がいくつかあって、でも少しずつちがう、というか狂っていく感じは、ループものをイメージしていたんだと思う。どの部屋も人の気配が感じられて、さっきまで「何か」が「いた」感覚があったのは見事だったなあ。
でも、本当に混んでいて、どこの部屋に行っても他の人が気になってしまったのが残念。人がいなければもっともっと没入出来たんだろうなあ。まあ、お化け屋敷業界からしたら、いいことだけれど。
見る人によっていろんな感想や考察が生まれそうな作りは、まさにアートだなと思いましたが、「お化け屋敷はアートだ!」と騒ぎ続けているわたしにとっては、ある意味正解で、ある意味不正解の「お化け屋敷」でした。
お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:☆☆☆☆☆
演出:★★★☆☆
エンタメ:★★★☆☆
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★★★★★
お化け屋敷プロフィール
名前:冨安由真展「くりかえしみるゆめ」
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階 資生堂ギャラリー
営業時間:
2018年6月8日〜7月1日、平日11時〜19時(日・祝日は11時〜18時、月曜休館)
最寄り駅:銀座駅
入場料:無料
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