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2016年9月20日火曜日

沖縄:沖縄おもろおばけ屋敷


吉本興業プロデュースの「沖縄おもろおばけ屋敷」に行ってきました!今回はキャストが全員芸人さんで、怖さと面白さが融合した、すこし変わり種のお化け屋敷です。

ストーリーは以下の通り。

ようこそ。新装オープン「おもろ百貨店」へ。
といっても、ただのデパートじゃございません。
沖縄に伝わるいたずら好きの妖怪
「マジムン」たちに呪われたデパートなんです。
昔は仲良く暮らしていたのですが、
時代の流れとともに、
人間が彼らの存在を忘れてしまい…。
それに怒ったマジムンたちは、
長年、沖縄を守っていた
8つの石敢當(いしがんとう)を
デパートのどこかに隠してしまいました。
さらにいたずらはエスカレート。
当デパートの木村社長までもが
取り憑かれてしまい…。
デパートを乗っ取ったマジムンたちは、
あれよあれよと、
様々なイタズラを仕掛けてきます。
この呪いを解くカギは、マジムンたちが隠した
8つの石敢當(いしがんとう)を集めること。
これを集めない限り、呪いを解くことはできません。
さあ、お客さまの助けが必要です。
どうかマジムンと対決し、デパートを復活させてください。
あなたのご来店を、心よりお待ちしております。
おもろ百貨店 スタッフ一同

このお化け屋敷、友達同士で来たとしても、最大8人までは他のお客さんと一緒になる可能性が高いです。中では、力を合わせてミッションをクリアしないといけない場面が多いので、没頭するのはなかなか難しいかも。コミュ力も試されるタイプのお化け屋敷。ハードル高い。

面白いのは百貨店をテーマにしていて、エレベーターからスタートして、かりゆしウエア売り場や、催事場など様々なフロアがあるところ。大量のかりゆしウエアとかマネキンとか、結構お金かけてそう。

真っ暗闇のところを手すりだけを頼りに歩かされたり、急に人が出てきたり大きな音が鳴ったりと、怖いというか驚くところはあるけれど、基本的には吉本興業エッセンスで、怖さはないです。だから、お化け屋敷というよりも色んな体験が出来るエンタメ施設というかんじ。中は35分たっぷり楽しめるし、ミラーハウスとか、脱出ゲーム的要素もあるので、観光の選択肢のひとつとしてはいいかも。

劇場に出ているような芸人さんも中でお化け役をやっているし、アニメーションやナレーションで有名な芸人さんも出ているので、お笑い好きはかなり楽しめると思います。



お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★☆☆☆☆
演出:★★☆☆☆
エンタメ:★★★★☆
芸術性:★☆☆☆☆
再訪可能性:★☆☆☆☆

お化け屋敷プロフィール
名前:沖縄おもろおばけ屋敷
住所:沖縄県那覇市牧志2-2-30「HAPINAHA」 3階-6階
営業時間:
月~木曜日
11:00~18:00(10:30受付開始/17:30最終受付)
金・土・日曜・祝日・休日前日
11:00~22:00(10:30受付開始/21:30最終受付)
特別期間
2016/7/16(土)~2016/8/31(水)
2016/12/23(金)~2017/1/9(月)
2017/3/18(土)~2017/4/9(日)
2017/4/29(土)~2017/5/7(日)
11:00~22:00(10:30受付開始/21:30最終受付)
最寄り駅:牧志駅
入場料:
大人 1,200円
学生 1,000円
小学生 700円
公式HP:http://www.yoshimoto.co.jp/obake/

2016年9月10日土曜日

沖縄:恐怖のかくれんぼ屋敷



今回は都内を飛び出して、沖縄に!9月19日までだから、行けてよかったー!

ストーリーは以下の通り。

ある日、すずちゃんは、家でかくれんぼをしていました。
夕方になってもすずちゃんはかくれんぼをやめようとしません。

もう一回。もう一回。

せいちゃんという子がたまりかねて、ひとつの提案をしました。
「柱時計が5つ鳴り終わるまで隠れていたら好きなものをあげるよ」
オニになったせいちゃんは、2階の古いトランクの隙間から、見覚えのあるすずちゃんのキーホルダーがはみだしているのをみつけました。

すずちゃんみーっけ。 

そう声に出そうとしたのを呑み込みました。 せいちゃんは、はみ出しているキーホルダーをそっと切りました。そうすれば、誰もこの­中にすずちゃんが隠れているとはわからないはずだ。 すずちゃん以外の全員をみつけました時、誰かが大きな声を出しました。

「こんなところにトランクがある!」

誰かがふざけてトランクをつま先で押しました。すると、トランクは面白いように転がり、せいちゃんが立ちすくむ目の前で、 真っ逆さまに階段を転がり落ちていきました。

それ以来、その家では奇妙な現象が起こるようになりました。夜 になると、子供の声が聞こえてくると言うのです。

もういいよ......。もういいよ......。

すずちゃんのかくれんぼはあの時のまま、まだ終わっていません。 

すずちゃんが、今もあなたを待っている…。 

この「恐怖のかくれんぼ屋敷」も、五味さんプロデュースのもの。

このお化け屋敷、とにかく大がかりな仕掛けが多かった!本来であれば人形でお茶を濁すところも、ちゃんと人間で行っていたところがすごい。

ただ、五味さんのお化け屋敷って繊細な芸術っていうイメージが強いんだけど、これは結構大味だった気がする。良くも悪くも。

残念だったことは、やっぱり子供の霊って五味さんでさえ難しいんだなって思ってしまったこと。

結局お化けを演じるのは大人しか出来ないから、どうしても人形に頼ってチープになってしまうか、霊のまま成長させる設定にするしかないんだよなあ。

良かったことは、何回か目線が上に向くところがあったところ。お化け屋敷の中って目線の高さか、下目線になることが多いから、視線が上にいく装飾って新しいなって思った。

沖縄の、しかも中心街から離れたところっていう、都内からはなかなか行きにくい場所にあったものの、大がかりな仕掛けがいっぱいで満足度はかなり高かったです!



お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★☆☆☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★☆☆☆☆

お化け屋敷プロフィール
名前:恐怖のかくれんぼ屋敷
住所:沖縄県豊見城市豊崎1−188 沖縄アウトレットモールあしびなー
開催期間:2016年7月16日~9月19日
営業時間:
月~木 12:30~18:30
土 11:30~19:00
日・祝 10:30~19:30
定休日:金曜日
最寄り駅:アウトレットモールあしびなー前、アウトレットモールあしびなー内(路線バス)
入場料:1,000円
公式HP:http://okinawa-obakeyashiki.blog.jp/archives/4352895.html

2016年9月4日日曜日

東京・ラクーア(後楽園):赤ん坊地獄


大好きな大好きなお化け屋敷プロデューサー・五味弘文さんのお化け屋敷。

お化け屋敷ってエンタメなんだ!芸術なんだ!って思ったのは、五味さんのお化け屋敷から。

今回の「赤ん坊地獄」も、最高でした!

ストーリーは以下の通り。


今から20年前、霊界の男と人間の女が結ばれて一人の子供が生まれました。けれど、女はその生活に馴染むことができず霊界を去ります。
思い出されるのは霊界に残してきた我が子のことです。そこで、勇気ある人々に頼み、赤ん坊を取り戻してきてもらいました。
唱子と名づけられたその子は、20歳になった年に結婚して、一人の子供を設けます。
しかし、唱子が口ずさんだ子守唄をきっかけに、霊界にその居場所を知られてしまいます。産女の霊が唱子のもとに現れると、赤ん坊を霊界へとさらっていってしまいました。
唱子は、すぐにその後を追おうとしましたが、霊界に足を踏み入れたら二度と帰っては来られません。そこで、20年前と同じように、勇気ある人々の力を借りて、赤ん坊を取り返してもらうことにしました。
あの悪夢が、再び蘇って来たのです。
どうか、様々な霊が襲いかかってくる霊界をくぐり抜け、赤ん坊を唱子のもとまで届けて下さい。

20年前のお化け屋敷の続きなんだけど、20年前を知らないわたしでも楽しめました。

時間帯で「絶叫篇」「超・絶叫篇」と分かれているんだけど、
もちろん「超・絶叫篇」に行ったよ!

まずは、ストーリーを聞いてからスタート。
序盤で赤ちゃんを産女の霊から取り返してからは、赤ちゃんを抱いての移動になります。

この赤ちゃんが、不気味なんだけど、ちょっとかわいい気がしてくる絶妙な作り。
しかも、場面によってなのかタイミングなのか、泣いたり笑ったりするの。
これは本当にすごい。助けてあげる対象の赤ちゃん(霊じゃない)さえ、怖いオブジェクトになるんだよ。

あとは、さすが五味さんって感じの感動ポイントが3つあって。

1つ目が、風車と日本人形がたくさん飾られている場面。
ゾッとしたけど、美しかった。
暗闇に赤い風車と着物を着た日本人形、すごい良かった。

2つ目が、恐怖を煽る動きをしながら近づいてくる女の霊。
五味さんのお化け屋敷は、動きがいつも斬新で、本当に驚かされる。

3つ目は、人間か人形かわからないところ。
人形は割と人形だなって分かるんだけど、人間もメイクを人形に寄せているせいで、
一瞬見ただけだとあれ、人形かなって安堵してしまうんだよね。

作るたびに新たな恐怖を作り出していくクリエイティビティは、本当にすごいな。

あとは、特定の建物とかじゃなくて、
空想の世界である、霊界を舞台にしているのも良かったなあ。
五味さんの想像した世界から、頭の中がすこしだけ見えた気がして。

やっぱり五味さんのお化け屋敷は、芸術作品です。



お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★★☆☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★☆
芸術性:★★★★★
再訪可能性:★★★☆☆

お化け屋敷プロフィール
名前:赤ん坊地獄
住所:東京都文京区後楽1-3-61
開催期間:2016年7月15日~9月25日
営業時間:【絶叫篇】10:00~16:00 【超・絶叫篇】17:00~22:00
定休日:なし
最寄り駅:水道橋駅、後楽園駅、春日駅
入場料:1,030円(【絶叫篇】【超・絶叫篇】共通)
※【絶叫篇】はワンデーパスポート・ライド5・ 乗り物1回券をお持ちの方は420円で入場可
※【超・ 絶叫篇】はワンデーパスポート・ナイト割引パスポート・ライド5・ 乗り物1 回券での入場不可
公式HP:http://akanbozigoku.com/