今回は、株式会社闇の自社開発の「金縛りVR」。先に言っておくけど、ステマだけど、ステマじゃないです!
他のホラーVRもいくつかある(「Magic-Reality: Corridor」とか「脱出病棟Ω」とか)んですが、割とCGのものが多い印象なので、「金縛りVR」の実写はちょっとめずらしいかも。
それでは、まずはストーリーのご紹介から。
あなたは、ある村にたどり着いた旅行者です。
村に代々伝わる「呪い」にたまたま触れてしまったあなた。
村民に言われるがまま、厄払いのために用意された家屋で一日過ごすことになります。
「お前の身代わりじゃ」と老婆から渡されたコケシを抱き眠ります。
丑三つ時に差し掛かると、あなたは金縛りに襲われます。
これが、これから起こる、悪夢の時間のはじまりでした。
この「金縛りVR」なのですが、椅子にベルトで固定されて、金縛りの疑似体験をしながら映像を見ていくんですが、VRなので、お化け屋敷では御法度の「近すぎる」というのが可能となっています。こんな感じ。普通のお化け屋敷では出来ない表現です。
普通のお化け屋敷では出来ない体験、ということで映像だけでも楽しめるんですが、さすが(というと手前味噌すぎますが……)ホラー×テクノロジー「ホラテク」の株式会社闇。ただ映像を見せるだけではなく、ベルトを固定され、映像に合わせてベルトや布団が振動する体感フィードバックもある。映像と現実が滲む箇所が何回かあるので、没入感も高まります。
しかし、布団に入って(わたしはキャーキャーしないけど)キャーキャーする画は若干シュールだなあ。
お化け屋敷って、やっぱりある程度のスペースの確保や、造形物などが必要になってくるんですが、VRだと割と手軽に(今回もほぼ数畳くらい)設置できるので、今後増えてくるのかなーと思っていますが、「金縛りVR」は未来への一歩なんだなーと思います。
お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★★☆☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★☆☆☆☆
お化け屋敷プロフィール
名前:金縛りVR