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2017年7月18日火曜日

東京・ラクーア(後楽園):恐怖の首すじ理髪店


今年もはじまりました、五味さんのホームの後楽園お化け屋敷!今回は、すごくめずらしい理髪店がテーマのお化け屋敷。

今年のお化け屋敷はちょっと違うって聞いていたのですが、まず感動したのが、入り口!後楽園お化け屋敷っていつも割とシンプルな装飾なのですが、今回は理髪店の入り口をかなり忠実に再現していました。

ストーリーは以下の通りです。

理髪店の店頭で回る赤青白のサインポールは、動脈、静脈、包帯を表していると言います。

崎田は、とても腕の良い理髪師でした。彼は衿子という女性と知り合い、首飾りを贈ったことをきっかけに結婚をします。
その首飾りの留め具はとても繊細だったため、それを留め外しするのは崎田の役目でした。けれど彼にとって、衿子の首すじを見ながら首飾りを留め外しするのは、とても好きな時間でした。

ところが、ある日外出から帰ってきた衿子の首に、首飾りがないことに気づきます。聞くと、どこかに落とした、と言います。数日経つと、また彼女は首飾りをしています。 自分の知らない誰かが、首飾りを留め外ししている……。
その思いが彼の体に影響を及ぼし、次第に手が震えるようになってきました。そしてある日のこと、とうとう客の首を傷つけてしまいます。

その出来事で、彼は精神的に追い詰められていきます。

その晩帰ってきた衿子の首飾りを外そうとしたとき、彼の手が震えるのを見て、衿子が嘲笑ったように感じました。

崎田はカミソリを持ち出すと、それを首飾りに当てました。しかし次の瞬間、あたりに鮮血が飛び散ります。

彼が切ったのは、首飾りではなく衿子の首すじの方でした!

それ以来、この町では夜に首飾りをつけて歩いてはいけないと言われています。
もし首飾りをつけていたら、闇の中でカミソリが光るかもしれません。
その時、あなたの背後から声が聞こえます。

「今度は、うまく切るから……」

今回、五味さんのお化け屋敷の肝である、最初の導入部分が今年はすごく凝っていて、本物の理髪店のような内装。髪を切ってもらう時のように、椅子に座って物語を聞いていきます。

もともと、五味さんのお化け屋敷って導入部分からぐわっと物語に入り込んで、まるで登場人物の一人になったかのような感覚になるのですが、今回はこの導入部分がよりリアルな分、その感覚が強まっていた気がします。

あとは、また新しい仕掛けが一つ導入されていました。あれはすごかったなー!あっちからもこっちからも……的な。

個人的には、五味さんのお化け屋敷一イケメン(崎田)が出てきたことも見所の一つでした。勝手にブラックジャックみたいだなと思っていました。

今回わちゃわちゃと行ってしまったので実はあまり細部までは見られていないので、また行こうと思います!



お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★★☆☆
演出:★★★★★
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★★
再訪可能性:★★★★☆

お化け屋敷プロフィール
名前:恐怖の首すじ理髪店
住所:東京都文京区後楽1-3-61
開催期間:2016年7月15日~9月24日
営業時間:【絶叫篇】10:00~16:00 【超・絶叫篇】17:00~22:00
定休日:なし
最寄り駅:水道橋駅、後楽園駅、春日駅
入場料:1,030円(【絶叫篇】【超・絶叫篇】共通)
※【絶叫篇】はワンデーパスポート・ライド5・ 乗り物1回券をお持ちの方は420円で入場可
※【超・ 絶叫篇】はワンデーパスポート・ナイト割引パスポート・ライド5・乗り物1 回券での入場不可
公式HP:http://www.kubisuji.tokyo/

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