2016年11月28日月曜日
東京・新小岩:かわおば The final 呪人形のいざない
民家を数日間だけお化け屋敷に改造して、無料で一般開放をしている「川島家お化け屋敷」通称「かわおば」に行ってきました。
民家ってなんだろうと思っていたのですが、普通に川島さんの家でした。すごい笑った。玄関から入ったからね。
普段は川島一家の住む家なので、めちゃくちゃ生活感がある。本棚の本のチョイスとか、トイレにあるカレンダーとか、家感すごい。
ちなみに、準備期間とお化け屋敷期間、川島さんのお父さんお母さんおばあちゃんは旅行に行っているそうです。
そんな「かわおば」のストーリーは、以下の通り。
ここは、かつてある家族が失踪をとげて以来、心霊現象が目撃されるようになった古民家。江戸川区の小松川警察は調査を行い、証拠品として洋人形などの回収に成功した。しかし、調査チームおよびかかわった職員はみな無残な死を遂げたのである。結果、調査は中断を余儀なくされ、人々はこの土地に近づかなくなった。そして、記録に残された不可解な言葉……
「わたしを……人形の間に……」
……時は流れ、葛飾区開発課は新小岩駅前の再開発を進めていた。しかし、江戸川区との区境に立つこの家の存在が彼らを悩ませていた。江戸川区にあるため、葛飾区は容易に手を加える事ができなかったのである。
2016年11月某日。この一帯を再開発する計画が進み、この家の解体を進めたい葛飾区開発課は臨時職員を雇用し新チームを結成、強行調査に挑む。
臨時職員の皆様の任務は証拠品の洋人形を人形の間にある台座に戻し、彼女の怒りを鎮める事。ただし、館内にはたくさんの人形、そして怨念が……くれぐれも気を付けて……
お化け屋敷は、人形を持って家中(ベランダも)をまわって、最後人形の間にその人形を返してくるというもの。ちゃんとミッション型だ……。
装飾に脈略がなくて、お化けもお面を付けたレベルなので、全体的に文化祭感はある。けど、一周まわってそれもいい気がしてくる。素人だけど、お化け屋敷への愛はすごい伝わってくるから。
民家を舞台としたお化け屋敷は他にもあるけど、やっぱりリアルな生活感を出せるのは、本当に住んでいるからこそ。ここは絶対他のお化け屋敷には出せない。
今回ファイナルなのが残念ですが(ちなみに川島さんが来年から就職するため)社会人になっても夏季休暇や有給休暇があるので、ぜひ続けていってほしいとは思いました。
世の中にはすごい変態がいるもんですね(褒め言葉)
お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★☆☆☆
演出:★★☆☆☆
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★★★☆☆
お化け屋敷プロフィール
名前:かわおば The final 呪人形のいざない
住所:非公開
開催期間:2016年11月25日~11月26日
営業時間:16時30分~22時
最寄り駅:新小岩
入場料:無料
公式twitter:https://twitter.com/kawaoba
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