2016年10月3日月曜日
東京・阿佐ヶ谷:シカバネ~恐怖のかくれんぼ~
阿佐ヶ谷にある「シカバネ~恐怖のかくれんぼ~」に行ってきました!
このおばけ屋敷を作ったのは、前に紹介したことのある方南町のお化け屋敷の制作者「オバケン」の弟子。オバケンもそうだったのですが、歩くだけの受動的お化け屋敷ではなく、ミッションを与えられてそれをクリアしていく能動的なお化け屋敷です。
この「シカバネ~恐怖のかくれんぼ~」は、制作者がゲーム「SIREN」にインスパイアされて制作されたもので、まさにゲームの中に入ったような新しい体験をすることが出来ました。
個人的には師匠(オバケン)超えだと思います!
ストーリーは以下の通り。
目を覚ますと見覚えの無い空間。異様な雰囲気が漂う密室に閉じ込められたあなた。
戸惑っているあなたの元に"それ"はやってくる。人間の姿をし、言葉を話す"それ"
"それ"は日常生活を送っているようだ。まるで普通の人間のように。
確かなことは1つだけ"それ"は人間の皮を被った異形の化け物だという事。
あなたは"それ"に見つからず 異世界から抜け出す事が出来るのか?
「シカバネ~恐怖のかくれんぼ~」、なんと50分間の貸し切りです。1組1組、1人1人にこれだけ向き合うのってほんとすごい。狭いスペース(民家の設定)に自分たちとお化けだけの空間。異質です。
目隠しをされた状態で、スタッフの人に中に誘導してもらうところからスタート。中がどうなっているのか分からないままの、リアルサウンドホラーから物語がはじまります。耳元で囁かれ、「みっちゃん」と間違えられて頭を撫でられ、サウンドホラーの概念が崩壊します。(サウンドホラーの概念=音声だけで、身は安全)
音を立てるとすぐに見つかる"それ"=シカバネに見つからないように家具の中に上手く隠れながら、部屋の中から様々なアイテムやヒントを見つけ出し、それらを上手く使いながら物語を進めていきます。
常にシカバネが部屋の中を歩いている状態で、音を立てると「誰?」「見つけたーーー!」と絶叫される緊張感のなかで動き謎解きをするのってかなりハードルが高い。
なかなか上手い動き方が出来ない要領の悪さと、ひらめき力の無さのせいで、クリアまでに5回も"おかわり"することになりました。ちなみにこの記録は、過去最高(最低)とのこと。もう最後のほう、シカバネのほうが我々より有能なんじゃないかと話していたよ…。えっと、1回50分なので、つまり合計すると何時間シカバネと共に過ごしたことになるんだ…。
ちなみに"おかわり"といっても毎回ゼロからではなく、セーブポイントが用意されているので、一定のところまで物語を進められると次回はそこからはじめることが出来ます。
シカバネは人間がやっているので、音を立てたときに見つかるのがさじ加減だったりして、微妙に安定はしていなかったりするのですが、ゲームの中に入り込んで、自分自身で脱出の糸口を探していくという設定が、すごい面白かった!
今後もストーリーが続いていくそうなので、また遊びに行きます!
お化け屋敷レーダーチャート
ストーリー:★★★☆☆
演出:★★★★☆
エンタメ:★★★★★
芸術性:★★★★☆
再訪可能性:★★★★★
お化け屋敷プロフィール
名前:シカバネ~恐怖のかくれんぼ~
住所:東京都杉並区阿佐谷南2-40-1 阿佐ヶ谷アニメストリート内
営業時間:
平日15時〜21時
土日祝11時〜21時
定休日:月曜日
最寄り駅:阿佐ヶ谷駅
入場料:大人2800円、高校生2200円、小中学生1400円
公式HP:http://www.pe-k.net/blank-12
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